心臓が、これでもか…というほど勢いよく跳ねる。
あまりの嬉しさに、俺は彼女の体を抱き締めた。
「俺も…柚と一緒に毎日楽しく過ごしたい。ずっと…お前を離さねぇから。」
絶対に手放したりしない。
俺が好きになった、唯一の大切な女だから。
「蓮、ありがとう…。嬉しい…。」
胸元に顔を埋める柚。
甘い香りのするサラサラな髪に指を通して、優しく梳いた。
「俺も、嬉しい…。嬉しくて…心臓とか半端ねぇぐらい速く動いてるし。」
「れっ、蓮も…?」
「えっ!?」
それってつまり…。
髪を梳いていた手を止めると、胸元に顔を埋めていた柚が俺を見上げた。


