不良狼は一途に溺愛中


「柚?」


急にどうしたんだろうか…?


不思議に思いながら彼女の横顔を見つめる。


すると、程なくして柚は目を開いた。


「流れ星見たから、ちょっと願い事しちゃった…。」


なるほど…。


それで目を閉じたのか…。


「そ、それで…何を願ったんだ?」


柚の願い事…。


どんなことを願ったのか、かなり気になる。


ジッと見つめて彼女の答えを待った。


「あ、えっと……これから先も蓮と一緒に素敵な毎日を送れますように…って、お願いしたの…。」


恥ずかしそうに小さな声で話す柚。


月明かりに照らされた彼女は優しく微笑んだ。