不良狼は一途に溺愛中


「そんなこと言ってたら、この先…大変だぞ?俺は、もっと柚に触れたいんだから。」


「いつも十分過ぎるぐらい触れてるでしょ…?」


「まだまだ足りねぇよ。」


「えぇっ!?」


大きな声を出しかけた柚は慌てて両手で口元を覆う。


月明かりに照らされた彼女の顔は赤く染まっていた。


いつ見ても、柚の反応は可愛くて微笑ましい。


そういう表情を見る度、ますます彼女に心が奪われていくんだ。


「れ、蓮…。あの、えっと……今日は美咲さんたちとお話出来て楽しかったね…!」


恥ずかしさを紛らわすかのように、今日のことを話す柚。


少しアタフタしている姿に、笑みが零れてしまった。