不良狼は一途に溺愛中


「わぁ…!月も星も…凄く綺麗…。」


夜空を見上げる柚の横顔は、溢れんばかりの笑顔。


俺は彼女のキラキラした表情を真っ直ぐ見つめた。


「蓮…どうしたの?私の顔、何かついてる?」


「いや、何もついてねぇよ。可愛い柚に見入ってただけだ。」


「えっ…」


瞬きをしている彼女の頬に、軽くキスを落とす。


ピクッと震える柚の体。


顔を見ると、口をパクパクさせて驚いていた。


「そんなに驚くなよ…。もうちょっと慣れろって。」


「そそっ、そんなの無理に決まってるじゃない!慣れるなんて、絶対に無理!」


オロオロしながら頬を押さえる柚に笑った。