不良狼は一途に溺愛中


「ありがとう…。」


水を入れたコップを渡すと、柚はお礼を言って受け取る。


一口飲むと、恥ずかしそうに笑った。


「私たち…、二人とも眠れないなんて、なんだか気が合ってるね…。」


「そうだな。」


思わず、俺も笑みが零れる。


二人で小さな声で笑い合ってしまった。


さっきまで柚のことをずっと考えていただけに、こうして一緒に話せる時間が出来たのは…すげぇ嬉しい。


水を飲むべく、部屋から出てきて正解だったな。