不良狼は一途に溺愛中


あー、眠れねぇ。


その後も寝つけずに柚のことばかり考えていた俺。


気付けば、この部屋に来てから、かなりの時間が経っていた。


さすがに柚や美咲さんも寝ただろうな…。


ゆっくりと起き上がった俺は、思いっきり背伸びをした。


はぁ…。


喉渇いたし、水でも飲みに行って来るか。


ちょっとした気分転換になるかもしれないし。


部屋を出た俺は、キッチンへ。


ガラスのコップに水を注ぐと、それを一気に飲み干した。


「ふぅ…。」


喉が潤いを取り戻す。


一息ついた時、キッチンの入り口からカタン…と物音が聞こえてきた。