意地っぱりなお姫様



私はスゥーと深呼吸した。



「舞…ごめんね……やっぱり諦めきれない!私、頑張ってみる!」

『……李亜』

「こんなに長い間想ってきたのに、こんなヘコたれてちゃ駄目だよね!舞、ありがとう!」



私は精一杯、元気な声で舞に言った。


そうだよ。

こんなすぐに諦められるほどヒデへの気持ちは小さくない。
少しでも可能性があるのなら精一杯がんばらないと…。



『李亜、強い!さすがだよ!』

「……うん、でもこれからも舞に迷惑かけちゃうかもよ…?」

『どーんとこい!』



二人で一緒にヘヘッと笑い合う。



『私も……確かめないといけないことがあるから…』

「へ?」

『ん、なんでもない!んじゃ、明日から佐藤君へのラブアタック大作戦をたてないとね!』



ラブアタック大作戦て……。


『明日、ちょっと早くきてー。やりたいことあるからさ』