また、あの時の眩しい光が差した。

僕と姫榎は目を閉じた。

ゆっくり目を開けると

辺りは真っ暗だった。

光が差してるのは

俺と二人が座ってる

イスのある場所だけ。

「よく、帰ってこれたな」

支配人の声がした。

さっきの二人の死体を見て

さすがになにも話せなかった。

「とりあえず今日は返してやろう」

「あの2人はどうなった?」

「死んだよ」

「なんであんな

殺しかたする?」

「あいつらは死にたいと願った。

なのに生きたいと願いだした。

矛盾してるやつ

俺は大嫌いだ。」

支配人はそういうと

俺たちは普段の生活に戻った。

隣に姫榎はいなかった。

イスの上にいなかった。

俺は布団の中にいた。

時計は午前6時を指してた。

布団を整頓して

学校に行く準備をした。

トーストを作ってる間

アイスコーヒーを飲んで

テレビを見ながら待ってた。

緊急ニュースを聞いて

ビックリした。

あの支配人のゲームは

現実じゃ殺人事件になってる