「まぁまずは自己紹介しようか」

001番、星姫榎(ほしひめか)

「なんで私の名前知ってるの?」

姫は少し怯えた声で聞く。

「まぁ、気にしない。気にしない。」

なぜ転送者の名前を知ってるか。

人間どもの事は生まれた時から知ってるからだ。

姫は高校1年。o型の山羊座。

死因は大量出血。

001番、喜多博史。(きだひろふみ)

高校3年。B型のみずがめ座。

死因は首吊り自殺。

003番、大野紀美十。(おおのきみと)

22歳。A型の山羊座。

死因は警察官に頭を撃ち抜かれたため。

004番、椿夕凪(つばきゆうな)

14歳。O 型の乙女座。

死因は飛び降り自殺。

淡々と紹介してると表情が固くなってた。

すると喜多が聞いてきた。

「パーティーはまだ?」

「じゃあ始める前に体についてる器具を説明しよう。

腕についている器具はセンサー。

その音が大きくなるほど自分の死は近い。

つまり身の回りにいるひとが

自分を殺すやつだ。

耳についてるイヤモニは

たまに俺が話しかけるくらい。

瞬間移動できるのは

転送するときと呼び出すくらい。

あとは、拳銃と刀。

じゃあいってらっしゃい」

そういうと4人は、転送された。

暗闇の空間は閑散とした。