少し離れたベンチまで来るとりょうくんはゆっくりと座り込んだ 「あーあ、またやっちゃった…」 「……ぶっ…あははははっ」 思わず笑ってしまった私をみてりょうくんもつられて笑った 「あのさ…」 「うん?」 りょうくんはいつもより1トーン低めで今までみたことのないような真剣な表情でためらいながらゆっくりと話した 「俺、明日退院するんだ」