『 コンコンッ 』 部屋にノックの音が響いて、2人とも扉の方を見ると、夕食を持った優子さんが笑顔で入って来た 「楽しそうなところ悪いけど、夕食の時間よー」 時計を見たらもうすでに19時を過ぎていて辺りもすっかり暗くなっていた 「え!?もうそんな時間!?俺そろそろ部屋戻るわ」 「あ、そーだね 長々と話しちゃってごめんね」 「全然!俺も楽しかったしさー大丈夫、大丈夫っ♪ んじゃ、また明日なー」 りょうくんはそう言って手を振りながら笑顔で病室を出ていった