渡したかった。

「エイジ!
 やぁ!いかないで!
 エイジ・・・
 エイジを何処に・・・ 
 連れていくの!?
 やぁぁぁぁ・・・・・!」



「ユカリちゃんっ!
 あなたは・・・生きているの!
 エイジは・・・残りの人生・・・
 ユカリちゃんに・・・ 
 さずけてくれたの!」


そんなの・・・

「エイジがいない人生なんて・・・
 意味ないよぉぉぉぉぉ!!!!!」


「ユカリちゃん!
 エイジだってユカリちゃんと
 一緒にいたかったのよ?」


「でも・・・
 ユカリちゃんを助けたかったのよ!
 生きて!!しっかりしてよ!」