いつだって、笑顔であたしを励ましてくれる。


いつだって、何も言わないで手を握っててくれる。


いつだって、優しく抱きしめてくれる。


いつだって、あたしに勇気をくれる。


「そうだね・・・。やっぱり、行かないといけないよね!」


「そう、シホ。辛くなったらその場から逃げだしてあたしのとこに走ってきな。両手広げて待ってるから。」


ニカッと笑ったエミがすごくカッコ良かった。


「ありがとう、けど今度は辛くても立ち続けるよ。本音が聞きたいから。」


「・・・そうだね・・・!」


ありがとう、エミ。