窓からの風が、エミの茶髪の髪をなびかせる。 「この前、勇気を出してシホは先輩に会いに行った。先輩はその勇気をちゃんと受け取ってくれた。」 「・・・・・。」 「今度は、先輩が勇気を出したんだよ?」 「あ・・・・!」 あたしは、エミが何が言いたいのかがわかってまた泣きそうになる。 「今度はシホが、その勇気を受け取らなきゃ。ね?」 エミは、片目をパチンと閉じる。 エミは、いつだってあたしが欲しかった答えのヒントをくれる。