知らなかった。


自分がこんなにも先輩に依存しているなんて。


あたしたちは、次の休みに会うことになった。


会える、先輩に会える!


エミに話すと、涙目で喜んでくれた。


次の休みが、待ち遠しくて仕方なかった。


こんなとこで、レイ先輩の真実を知ることになるなんて思ってもみなかった。