「え・・・・?どう・・・して?」


エミがゆっくりあたしの右目に手を伸ばす。


「赤く・・・腫れてるから・・・。」


気づいて・・・くれて・・・?


あたしは、嬉しくてまたじんわり目頭が熱くなる。


「え、エミぃ~。」


あたしは、エミの胸にダイブした。


「う、うわっ」


エミは、バランスを崩しながらもちゃんと受け止めてくれた。