それだけで、幸せだった。 こんなことなら、両親なんてもうイラナイ。 そんなことさえ、思わせる。 「今度からは、いくらでも遠慮せずに連絡頂戴。」 先輩のあたしを抱きしめる腕に力を加える。 安心からくる眠気にあたしは、意識を手放した。 目が覚めたとき、先輩は部屋にいなくて。 一枚のメモ紙が、机の上に置いてあった。