ちらりとシホの方を見ると、あたしの仲間に怯えたような感じだった。 あたしは、口パクで大丈夫、そう言って仲間たちの視線をシホとは反対側に向けた。 「それでさぁ~‥‥‥」 もう一度振り返った先、シホの姿も猫の姿もなかった。 それから、数日が立ったある日あたしはまたあの繁華街にいた。 今度は1人で。 仲間がいると落ち着けないし、もう‥‥できれば関わりたくなかった。