「このにゃんこにも名前付けねぇとな」


お風呂から上がり、ご飯も食べてくつろいでいるとレイが猫ちゃんを抱き上げながら呟いた。


猫ちゃんは不満なのかフーっと唸っている。


「レイ‥‥嫌われてんじゃない?」


そう思わざるをえないほど、唸られている。


名前かぁ‥‥。


やっぱりつけるからには、いいのがいいよね。


あ、じゃあ‥‥。


「レイ、あたしが付けてもいいかな?」


「お、何かいいの思いついた?」


うん、とびきりの名前!