「シホは、飼いたい?」
小さく呟いたレイの顔が少しだけ、赤かった。
「か、飼いたいっ!お世話もするし、ご飯もあげるっ!」
「フフっ。まるで子供が親にねだるみたいだ。」
優しく笑いながら、あたしの頭を撫でてくれる。
その仕草にも、キュンときてあたしも顔が熱くなる。
「飼ってもいいよ。コイツがいれば、もっとシホの笑顔が見られそうだから。」
あたしは、ゆっくりとレイの体に身を寄せた。
それに気づいたレイが、あたしをふわりと抱きしめてくれた。
その間でもぞもぞと動く猫ちゃん。
まるで、赤ちゃんを抱いて3人でいるみたいだ。
なんて、考えてるとレイが静かに口を開いた。
「なんか、2人の赤ちゃんが出来たみたいだな。」

