+.*ベッドの上の王子様*.+【完】


「シホは、飼いたい?」


小さく呟いたレイの顔が少しだけ、赤かった。


「か、飼いたいっ!お世話もするし、ご飯もあげるっ!」


「フフっ。まるで子供が親にねだるみたいだ。」


優しく笑いながら、あたしの頭を撫でてくれる。


その仕草にも、キュンときてあたしも顔が熱くなる。


「飼ってもいいよ。コイツがいれば、もっとシホの笑顔が見られそうだから。」


あたしは、ゆっくりとレイの体に身を寄せた。


それに気づいたレイが、あたしをふわりと抱きしめてくれた。


その間でもぞもぞと動く猫ちゃん。


まるで、赤ちゃんを抱いて3人でいるみたいだ。


なんて、考えてるとレイが静かに口を開いた。


「なんか、2人の赤ちゃんが出来たみたいだな。」