+.*ベッドの上の王子様*.+【完】


「にゃんこ~っ!」


だめだ、あたしの話なんて全く聞いてない。


あたしは、レイの耳を掴んだ。


「お?」


「服が破れちゃう!それと、猫ちゃん嫌がってるからやめなさーーーい!!!」


久しぶりに、叫んだ。


レイが耳を押さえながら、やっとあたしを見てくれた。


「ご、ごめん~。」


レイがその場にしゃがみこんでしまった。


「もうっ、ねぇこの子飼っちゃダメかな・・・?」


あたしもしゃがんでレイと目線を合わせた。


ゆっくり顔をあげたレイの口はとがっていた。


「えっと、ここもペットOKだし。首輪もついてないから野良猫かなって・・・・。」


必死に言葉を繋いだ。