「にゃんこ~っ!」
だめだ、あたしの話なんて全く聞いてない。
あたしは、レイの耳を掴んだ。
「お?」
「服が破れちゃう!それと、猫ちゃん嫌がってるからやめなさーーーい!!!」
久しぶりに、叫んだ。
レイが耳を押さえながら、やっとあたしを見てくれた。
「ご、ごめん~。」
レイがその場にしゃがみこんでしまった。
「もうっ、ねぇこの子飼っちゃダメかな・・・?」
あたしもしゃがんでレイと目線を合わせた。
ゆっくり顔をあげたレイの口はとがっていた。
「えっと、ここもペットOKだし。首輪もついてないから野良猫かなって・・・・。」
必死に言葉を繋いだ。

