コツンとおでこをぶつけて、じっと見つめあう。 長い沈黙が流れ、先輩がふと目を閉じた。 だから、あたしも静かに目を閉じたけど一向に何も起こらない。 不思議に思いながら、目を開けると先輩が。 「何、期待してんの。」 楽しそうな声で尋ねる。 「え、ちょ。騙しっ!?」 「ひどいなー。言ってくんないと俺もわかんないよ?」 嘘だ。 絶対に嘘じゃん・・・。 「イジワル・・・。」 「何してほしいの?」