「すっげーずるいお願い。してもいい?」 ずるい・・・お願い? 「何ですか・・・?」 「俺がそのやりたいことが、一段落つくまであの部屋で俺を待ってて。」 「え・・・・・!?」 あたしを自分から離し、片手を取って跪いた先輩。 ていうか、待っててって・・・・。 「迎えに・・・・来てくれるんですか・・・・?」 「必ず。」 その言葉に、嘘は見当たらなかった。 真剣な眼差しは、あたしを捉えていた。