先輩の胸板をドンドン叩く。 悔しかった、弄ばれてるみたいで。 先輩にじゃない、運命に。 「ゴメン・・・・ゴメン・・・・・。」 先輩は、あたしを抱きしめる腕に力を入れながら弱弱しく呟いた。 「俺ね、族抜けることにしたんだよ。」 衝撃のカミングアウト。 「それって・・・・あたしがあの話をしたからですか?」 「・・・それも一理ある。けどね高校卒業してやりたいことが出来たんだよ。」 やりたい・・・・こと・・・・? 空を見上げながら話す先輩の顔は、なんだかスッキリしてて。