先輩は、寂しげな顔であたしを見ていた。 揺れる金髪。 風が強く吹いた。 どうか、空耳だと・・・言って・・・っ。 「それは・・・無理だよ・・・・。」 先輩が言い終わるのと同時に過ぎ去った突風。 やっと、両想いになれたんじゃないの? 思いが通じ合ったんじゃないの? あたしを抱きしめてる腕の感触が、一瞬消えた気がした。 あたしを包んでいるこの体温は・・・嘘ですか・・・・? 歳の差ですか? どうしたら、どれだけ傷ついたら・・・・・。 「あなたの・・・彼女に・・・なれるんですか・・・・っ!?」