屋上は、風があって涼しかった。 けど、少し肌寒いかなぁなんて余計なことをたくさん考えた。 そうでもしないと、マイナスな方に考えが行ってキリがなかったから。 あたしと先輩は、柵のすぐそばに座った。 先に口を開いたのは、先輩の方だった。 「俺ね、シホちゃんの事あそこで助ける前からずっと知ってた。」 「え・・・?」 「一目惚れ・・・だったんだよ。」 何かを思い出すように、空を見上げた先輩。 「どーいう・・・事ですか・・・・?」