「ゆ、夢を諦めない……」

「あぁ…そんな俺の想いが、神様に通じたのかもな。
 ある日俺は生まれ変わった。
 同時に俺を捨てた両親にも心から感謝したよ。
 俺を生んでくれてありがとう、ってな」


 願いは叶う……?

 そうだ…いつか、いつか僕だって‥‥。


「ぼ、僕も諦めずに頑張れば夢は叶いますか!?
 僕もアナタの様に空を翔べますか!?」

「もちろんだ。諦めたら、そこで試合終了だ。
 時間は夢を裏切らねぇ…夢も時間を裏切らねぇもんだぜ」


『かかか、かっこ良ぃ~~~っ‥‥‥』


「か、感動しましたぁー、はぁ…なんて素敵な言葉なんだぁ~。
 頂いても宜しいでしょうか、是非今後の糧に部屋に飾りたいのですが!!」

「ふっ、好きに使いな。俺のオリジナルだ。
 ただし、歌の歌詞には使うな。面倒くせぇからな、色々」

「はい、ありがとうございましたぁー」