…………………………… 「……ついてきて」 今まで俺の後ろを歩いていた龍宮が俺の前に出てきた。 そして、すれ違いざまにそう言ってきたのだ…… 俺は小さく頷くと、龍宮の後ろをついて行った。 前を歩く彼女の背筋はピンと伸ばされ、一切ぶれる事がなく、 歩くたんびに高い位置で結い上げられた長い髪がリズムよく揺れている。 ……………………………………… ……………………………… (どこへ行くのだろうか……?)