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4時限目の授業の終わりを告げるチャイムの音が学校中に鳴り響いた。





授業中、グルグルと鳴って止まなかった空腹を満たせる時間がようやく到来した。





俺は授業終わり5分前には既に用意していたコンビニ弁当を、

チャイムが鳴り終わらない内に開くと、

ご飯を口の中に運び入れる。



今日は珍しい事に母さんが弁当を作っていなかったので、

学校に来る途中で弁当を買っていた。





先生はもう慣れたのか、

俺のこの様子を見ても何も言わなくなった。





(……いいことだ…)



俺は黙々と弁当を食べ進める。