龍奇譚-彼女の秘密-






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『…すごい、龍宮!!なんか知らねーけど、すっげー感動した!!吹いてくれてサンキュー!!』





そう言ったのは、教壇の前に立つ男、

水嶋 凌………



昨日初めて話した彼が、私にフルートを吹いて欲しいと頼んだ。





私は最初、そんな頼み聞きたくはない…と思っていたが、

彼の瞳を見て何を言ってもムダだと感じた。





それなら、早く終わらせようとフルートを手に取った。