「リョクさん。今日はありがとうございました」 リョクさんの眠る祠に向き直り、一礼してから部屋を出た。 ――――――……… そして、美波さんの待つ部屋へと戻って来た。 「お帰りなさい。お腹空いたでしょう? お昼用意したから一緒に食べましょう」 そう、戻って来た部屋の机の上には沢山の料理が並べられていた。