龍奇譚-彼女の秘密-






「あのっ!!!」

「ほらほら。

そんな所に立っていないで、中に入って頂戴」



謝ろうとしたら、美波さんが口を開いた。



どう言う事?



もしかして、俺が来る事を知っていた?





『我が努に話した。遠慮なく入るが良い』



リョクさんが俺の心の中を見透かした様に言った。