龍奇譚-彼女の秘密-






俺は肩から下げていたエナメルバックを足元に置くと、

ゆっくりと小高い丘を登っていく。





一番上まで登り終えると、

眼下には明かりのついた家々たち………



それは、幻想的な世界に入り込んだような錯覚に陥る。