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「戻って良いわよ、リョク」



そう声をかけると、

私の手に握られていた刀が龍の姿へと戻った。





……………はぁ………



無意識の内に深いため息が零れていた。





『疲れただろう』

「ええ」

『今宵はゆっくり休むと良い』

「そうするわ……」