道具ばかりが特別な物ではなく、 スカートにも作りに秘密があったりするけど、 今はもう、それどころじゃないわね。 背後からは、我を忘れたクロワが鬼気と迫って来ている。 私はスカートから取り出した苦無に霊力を注ぎ、 手に馴染む大きさにすると、 それを構え一瞬の内に放った。