龍奇譚-彼女の秘密-






私は閉じていた目を開き、

力の源となっている場所へと移動した。



そこには、牢を閉めている格子を繋ぐ錠前があった。





「これね………」



私はその錠前へと手を伸ばした。



だが、触れる直前手は弾かれた。





ずきずきと弾かれた手が痛みを帯びる。



痛みの走る手を見つめた。





「ふーん……」