「リョク、お願い」 しかし、俺がそんな事を思っているなんて知らない龍宮は、 何事もなかったようにリョクさんに話し掛ける。 『良いのか?』 「ええ。この中なら、思う存分暴れて良いわよ」 『…ふっ、久々にたぎるのぉ』 ――――グォォォオオ そう言ったリョクさんは直後に1つの咆哮を上げた。 それは、俺たちの居る場所の空気を大きく震わせた。