………………



「………で、何の用?」

「ああ!!悪い……えっと………」



彼女の言葉に我に返った。



無意識の内に、俺は彼女の姿に見入ってしまっていたようだ。





彼女の姿はまるで、昨日見た満月のようで、

何か不思議な力を感じたんだ………





……………………はっ!!!





俺は慌てて頭を下げ、手に持っていたいちごミルクを差し出した。