――――――「龍宮!!凌が!!!」





今朝、水嶋 凌と一緒に居た男子が慌てた様子で教室に入ってきて叫んだ。





…………水嶋 凌が何なのよ。



今はそれどころじゃないのよ。





………そう思ったのは一瞬で、

次に続く言葉を聞いた瞬間、

私の考えは浅はかだったと思い知らされた。