龍奇譚-彼女の秘密-






早く!!!速く!!!!!



教室が自棄に遠く感じた。





漸く、俺のクラス2年4組の教室が見えてきて、

ドアを開けようとした、

その時………





――――ガタッ!!!





椅子が床と擦れる大きな音が聞こえてきた。



その音に疑問を抱きつつも、ドアを思い切り開け放った。