――――――……… それから暫くの間、 俺と侑大は屋上を取り囲むようにして設置されているフェンスに凭れながら、 頭上に広がる青い空を呆然と眺めていた。 太陽の光を遮るものがなく、 直接降り注いでくるので暑さが結構、堪える。 ……………… ってか、暇だ………