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「……………ん……朝………?」



カーテンの隙間から眩しいくらいに朝日が射し込んでくる。





「いつの間に寝ていたのかしら…」



手紙を見た直後、人型や鳥・猫などさまざまな形の式を町内へと解き放ち、

水嶋 凌を家から追い出し、式に送らせた。



無理矢理連れて来たようなものだったし道も分からないだろうし、

流石に一人で帰らすのは申し訳ないという気持ちからだった。