龍奇譚-彼女の秘密-






要さんは色を失った虚ろな目で封筒を見ている。





「司」

「何?」

「此方へ」

「分かった」



要さんは龍宮を呼び付けると、

机を挟んで向かい側へ座らせた。





「そのまま、目を瞑りなさい」

「はい」



龍宮は言われた通り目を閉じた。





………………何故に喋り方が変わっている……?