龍奇譚-彼女の秘密-






「大丈夫か!!?美波」

「え、ええ…それより……あれは、何なの…?」

「分からん…だが…何か邪悪な気配を感じる……」

「!!!??美波さん…!!!手が……」



封筒に触れた手が赤く腫れ上がってきている。





「あら。このくらい、すぐ治るわ」



美波さんは何でもないように、手を横に振る。