「―――……ここよ……」 龍宮がいくつもの襖が横に並ぶ部屋を前に、漸く立ち止まった。 襖には、玄関にあった衝立てと同じように薄墨で龍が描かれていた。 そして、龍宮がその襖をゆっくりと引き開けた。 その先にあったのは………