――――――――――――――― ―――――――――――― ――――――……… 「……あの、一体どこに向かっているんですか…?」 俺はしばらくの間、 目的地も伝えられずにひたすら男性の後を付いて歩いていた。 今、歩いているのは閑静な住宅街。 周りの音は夕御飯を食べ終えたであろう子どもたちが、 家の中で騒いでいる声が微かに聞こえてくるだけだった。 ただ、男性に質問しただけなのだがなぜだか敬語になってしまった。 さっきまでのため口が嘘だったかのように………