龍奇譚-彼女の秘密-






7時に終わったとしても、

クールダウンとか片付け、モップがけに時間がかかって、

結局帰れるようになったのは8時前だった。





――――――………



「凌、俺先帰るわ」



俺がジャージ姿から制服へと着替えている最中、

侑大の声が聞こえた。



その声のした方を見ると、

既に着替え終えた侑大は体育館の入り口付近に立っていた。