……………… 「………はぁー……」 知らず知らずの内に深いため息が口から零れた。 どうして、あんなことになったのだろうか……… 確かに俺は見てしまった。 だけど、龍宮にはばれてない自信があった。 夜だし暗かったし、朝だって動揺を悟られないように気を付けていた。 それなのになぜばれてしまったのか………