部屋に入ると、まだ段ボールがそのまま置いてあって…

必要最低限のものしか出していなかった…。



部屋は一人暮らしには少し広めの1LDK…




『本当に引っ越ししたばっかなんだ…』


と頭を掻きながら申し訳なさそうな純さん…。



そんな純さんがかわいくて…愛しくて…


『じゃあ、作る前に少しかたずけますか?』


私は腕捲りをした…。




だけど…純さんは私を抱き締め…


『ここなら…キスしてもいいでしょ?』


そう言って…私に軽く触れるキスをしてくれた。



『さっきハルちゃんが焦らすから…俺…もう止まらないかも…。』


私をきつく抱きしめ…耳元で囁く…



『純さん?少し…かたずけましょ?それに…料理も…』


『そんなの…まだいいよ…。』


純さんはまた私の口をキスで塞ぐ。