相手にされない王子様



俺のふてくされた様子を見て有川は楽しんでいた。


何が面白いんだよ?こっちは必死だって言うのに。




「スバちゃん、私だってコレでも気にはなってるんですよ」




慰めなんていらねーよ。俺が余計に惨めになるだけだ。




「でも、私はスバちゃんが私を好きだと信じているから気にしないようにしてるんです。それに大事なことなら、スバちゃんは、先ほどみたいに私を強引に連れ出して説明しようとしてくれるでしょう?」




「!」




「たとえスバちゃんはどんなに綺麗な女性に告白されても振ってくれるでしょう?」




ったく…コイツは……それを自分で言うか?